鬼丸国綱と草薙剣

(本誌の方で)50話に到達するところでも中弛みをしないというかどんどん研ぎ澄まされて深化している。
キャラがどうのではなく作品自体にこんなに夢中になれるのはなかなかないので毎週月曜日は本当に幸せ。

いまさらだけど関東大会新人戦が描かれた3・4巻。序章の区切りでもあるし各々の心理描写と行動に至るまでが最高だし1コマ1コマの表情や動作にも感情がしっかり乗っていて、何度も読み返してしまう。
全員自分のため、仲間のため(かといってべたべたした協調意識や、やたらと言葉で讃えあったりは無くて)尽くしているところがとても好きだけど、それは一歩引いた礼奈の目線があるからこそだと思う。
とはいえ五條兄妹の天然イチャイチャぶりや、ちょっとドジな嫁を甘やかす大和国親方など、個人的萌え要素にしっかりニヤニヤさせられる。何から何までツボに入る恐ろしい漫画だ…。